不妊漢方.comは、不妊症で悩んでいる方に体質改善と漢方薬を提案している相談薬局「堀江薬局」のサイトです。

流産~天使になった赤ちゃん~

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ryuzantop_photoこんにちは。
不妊カウンセラー・漢方薬剤師の堀江昭佳です。

子宝を中心に婦人科専門の漢方相談をして15年になります。特に、最近、増えているのが流産(稽留流産、切迫流産など)や不育症の相談です。

一度授かった命を失うことが、
どれだけつらいことか・・・

妊娠する力はあるのに、流産後の体の回復をしっかりとしないことで、授かりにくくなってしまう。
そんな女性をたくさんみてきました。

少しでも多くの方が、自分自身の体についてもっと深く知っていただきたいと思います。
西洋医学的な原因のある不育症や習慣性流産などは、病院での治療も必要ですが、同時に、赤ちゃんを授かる環境をしっかりと整えて行くことも大切です。
妊娠しやすい体づくりをすることで、不育症や習慣性流産を乗り越えていく力をつけていきましょう。

流産したばかりの方へ

流産は、とても悲しいことです。
ただ、妊娠経験のある女性の40%が流産経験するとも言われています。
ですので、決して特別なことだったり、あなたに何かの責任があるわけではありません。
まずそのことは知っておいてください。
→詳しくはこちら 「流産・・・はじめに」

流産の中で最も多いのは、妊娠初期6~9週目に起こる稽留流産です。稽留流産では、子宮内に胎児や胎盤が残っているため、掻爬(そうは)手術を行われることが多くあります。
掻爬手術を受けた際には、どうしても子宮内部に傷が生じることが多いため、しっかりと子宮の回復をさせる期間が必要です。

流産手術後は、3ヶ月待ってから妊娠するのが理想的です。
→詳しくはこちら「流産後のケア」

たとえ流産をしたとしても、妊娠したのは事実です。
あなたには、『赤ちゃんを授かる力』が100%備わっているということなのです。
ぜひ、自分の体を信じてあげてください。
そして、次に妊娠した時に、赤ちゃんをしっかりと育てる力をつけていきましょう。

流産・不育症の原因

習慣性流産・不育症には、原因がいくつかあります。

1,血液が固まりやすい(抗リン脂質抗体、凝固系異常)
お母さんと赤ちゃんをつなぐ血管が、血が固まることによって詰まってしまいます。
そのために、酸素・栄養が届かず流産に至ります。

2,内分泌系の異常(甲状腺ホルモン、血糖値など)
ホルモンバランスが崩れているために、流産を引き起こしてしまいます。

3,子宮の奇形
流産を引き起こす子宮奇形には、中隔子宮、双角子宮などがあります。
子宮形成の手術を行うことで、流産を防ぎ、妊娠・出産の可能性を高めることができます。

4,染色体異常
夫婦どちからに、転座と呼ばれる染色体異常がある場合は、高い確率で流産が起こりやすくなります。
残念ながら根本的な治療法はありませんが、着床前診断という方法が広まりつつあります。

5,原因不明
これが圧倒的に多く、全体の65%を占めます。
つまり、現代医学では、習慣性流産・不育症は、まだまだ未知の領域なのです。

流産・不育症のための体質改善

現代医学では、まだまだ解明されていないことの多い習慣性流産・不育症です。しかし、漢方では古来より、体質改善をすることによって流産を防ぐ方法が伝えられています。
流産・不育症のための体質改善には、『冷え』、『血流』、『育てる力』という3つのポイントがあります。

『冷え』
おなかを触った時に冷たい。
おしりや太もも、腰回りが冷えている。
そんな場合は、子宮が冷えている可能性が高くなります。
人間の体は冷えると働きが低下しますが、子宮も同じです。冷えによって、本来の赤ちゃんを育てる力が低下してしまいます。
昔から、妊娠した時には、おなかを冷やさないようにと言われるのは、こうした理由があるのです。

『血流』
血がしっかりと流れていることは、子宮・卵巣系にとって非常に重要です。
赤ちゃんのベッドである子宮内膜は、毛細血管の集まりですし、卵巣は、もともと非常に血行がわるい臓器なのです。
また、不育症・習慣性流産の50%近くを占める、抗リン脂質抗体や凝固系異常では、血流が悪くなり赤ちゃんとお母さんをつなぐ血管がつまってしまうことが、流産の直接的な原因となっています。

『育てる力』
漢方では、育てる力を『腎』といい、妊娠力のひとつとして非常に重視しています。
ホルモンや免疫系のはたらきとも深く関わっています。特に、不育症・習慣性流産では、自己免疫の異常が非常に大きく、影響します。

流産・不育症に悩む方のための、妊娠しやすい体づくり

『冷え』を改善する
補陽薬とよばれる漢方を中心に使います。
漢方では、温める力のことを『陽』といいます。体を温めることで、子宮や卵巣を元気にしていきます。温かい子宮は、赤ちゃんにとって心地よいベッドなのです。

『血流』を改善する
活血薬・補血薬とよばれる漢方を中心に使います。
漢方では、血の流れをよくすることを活血といい、血を補うことを補血といいます。
漢方では、「子宮は血の海」という言葉があるように、血がたくさん届くことで、子宮・卵巣に力を与え、妊娠をする、そして無事な出産へ導くとされています。
血には、赤ちゃんに、栄養をしっかりと届ける働きがあります。

『育てる力』を高める
補腎薬とよばれる漢方を中心に使います。
漢方でいう「腎」は、生殖、ホルモン、免疫という働きを意味します。そう。流産・不育症に深く関わることばかりなのです。
漢方では、「赤ちゃんは腎の糸で引っ張られている」という言葉があります。
腎の力が、流産しないように、赤ちゃんをおなかの中にとどめてくれているという意味です。

流産・不育症に漢方をおすすめする理由

漢方で、体質改善をすることには、多くのメリットがありますが、主なところですと、

・妊娠への障害となる婦人科トラブルもあわせて改善できる
・妊活と流産を防ぐ体づくりが一石二鳥でできる
・体調がよくなるので、毎日が楽に生活できる。
・体だけでなく、心や精神状態も穏やかに、前向きに妊活できる。
・飲むだけなので、自分で手軽に取り組むことができる。
・一般的な医薬品に比べ、副作用が少ない。
・自然の生薬が中心なので安心度が高い。
・病院での治療や薬との併用することができる。(飲み合わせ等ご相談ください)

などがあります。
中でも大きいのは、
妊活と流産を防ぐ体づくりが、同じ漢方でできることです。
妊娠するための体質改善と流産を防ぐ体づくりは、漢方では同じ体質が原因であることがほとんどであるため、同じ漢方で、それぞれの目的をかなえることができるのです。

漢方は、続けていくことで体質を改善します。
そして、母体が健康になればなるほど、妊娠する力、育てる力は高まっていくのです。

体験談

流産

こちらは、概略となります。(詳細は、上記各ページをご覧ください)

<どんな病気なの?>

妊娠反応が陽性で、子宮内に胎児または胎嚢が確認された後、その成長が停止した状態、つまり胎児が死亡した状態で、妊娠22週までに赤ちゃんが母体から外に出てしまうことをいいます。自然流産は、全妊娠の約10~15%にみられます。

<漢方での対応>

漢方では、大切な受精卵や赤ちゃんをお母さんの子宮で育て、守ってくれるのは『気』と『血』の力であると考えます。そのため、気と血を増やす漢方を使っていきます。また、習慣性流産の一部には、血流が大切であるタイプもあり、血の流れをよくしていく対応を取る場合もあります。

基本的には、
気血不足(体のエネルギーと血液、栄養、ホルモンなどの不足)
腎虚  (赤ちゃんを育てる力、生命力の不足)
であると考えます。
流産の再発予防だけでなく、流産後に次の妊娠へとつながるためには、気血不足、腎虚の改善が重要です。

あわせて
脾虚(暴飲暴食や不摂生などから消化器をつかさどる「脾」が弱くなっている)
(血のめぐりが悪くなっている)
血熱(慢性病や疲労などにより血がめぐらず、悪い熱がこもっている)
湿熱(不摂生、ストレス等により、体に悪いものがたまり、熱がこもっている)
などが見られる場合もあります。

西洋医学的解説

切迫流産
流産が差し迫っている状態。出血、下腹部痛などはあるが、妊娠継続の可能性がある。

進行流産
出血、下腹部痛が強くなり、もはや妊娠の中絶が避けられない状態まで進行している。

稽留流産
子宮内で胎児(胎芽)が死亡しているにもかかわらず、出血、下腹部痛がなく、子宮内に停滞している状態。

不全流産
胎児や胎盤などの一部が子宮外に排出されているが、一部が子宮内に残った状態。出血、下腹部痛を伴う

完全流産
胎児や胎盤などのすべてが子宮外に排出された状態。

感染流産
性器の感染により起きた流産をいうが、通常は子宮内に残った胎児や胎盤に細菌感染が起こり、発熱した状態。

習慣性流産
自然流産や早産を3回以上繰り返す場合で、その50%は原因不明

※一般的な説明を記載しています。病状により治療法などは異なりますので、詳しくは主治医の先生にご確認ください。

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