妊娠力を高めるには体重管理が重要!妊娠前と妊娠中の理想的な体重とは?

  • 不妊治療・婦人科

妊娠しない原因の一つに、体型が関係していることはご存知でしょうか?太りすぎや痩せすぎにより、排卵障害や精子を作る機能の低下など、不妊の原因が隠れている場合があります。また、無事に赤ちゃんを出産するためにも、妊娠期間中の体重管理もとても重要です。


この記事では、

・太りすぎ痩せすぎは男女ともに不妊症の原因

・妊娠初期の体重管理の重要性

・妊娠前と妊娠後の適正体重と計算方法

について紹介しています。


ご夫婦で体重のチェックを行いながら、読んでいただければと思います。

 

太りすぎ・痩せすぎが妊娠の妨げになっているかも!?

妊娠と体型は関係ないように感じますが、太りすぎや痩せすぎが原因で、生殖機能の低下や妊娠の妨げになっている病気が隠れている可能性があります。特に、太りすぎは男性不妊にも繋がるので、どのような問題があるのか確認しておきましょう。

太りすぎで考えられる不妊の原因

不妊の原因の男女比は約半々です。そこで、肥満による男女別の不妊の原因をまとめました。

〜女性側〜

無排卵…糖代謝異常や脂質代謝異常をきたすことで、月経があっても受精できる卵子が排卵されていないことがあります。

多嚢胞性卵巣症候群…卵子が育つのが遅いため、なかなか排卵しない病気です。肥満と合併しやすいのが特徴です。

甲状腺機能低下症…不妊や流産、早産、妊娠高血圧症候群のリスクが高まります。


〜男性側〜

造精機能障害…男性不妊の8割が、精子を作る機能に問題があると言われています。肥満により、精子を作るテストステロンが低下していることが原因です。


痩せすぎで考えられる不妊の原因

卵巣機能低下症…栄養不足やエネルギー不足は、卵巣の機能を停止させて他の臓器へと栄養を回していきます。卵巣機能低下症は、早期閉経にも繋がる恐れがあるので要注意です。

・甲状腺機能亢進症…排卵障害や流産のリスクが高まります。

 

妊娠初期から体重管理を意識しよう!

大切な赤ちゃんを授かった後は、無事に出産の日を迎えたいと願うばかりですよね。無事にその日を迎えるまでに気を付けてもらいたいのが、妊娠期間中の体重管理です。

妊娠してから体重が増加しすぎたり、減少または体重が増えないと、赤ちゃんの成長や母体へのリスクが高まります。

 

妊娠中の体重増加による肥満

妊娠してから少し食べただけでも体重が増え続けてしまい、医師に怒られてしまった…という経験がある方もいるのではないでしょうか?なぜ体重管理に厳しいのかというと、妊娠中の肥満は

・妊娠糖尿病…糖の代謝異常を起こす病気で、流産や早産、胎児死亡などの合併症を引き起こす可能性があります。赤ちゃんにも糖尿病やメタボリック症候群の発症リスクが高まります。妊婦の7~9%にみられる病気なので、きちんと検査を受けてくださいね。


妊娠高血圧症候群 …妊娠中毒症とも呼ばれる病気で、妊婦の20人に1人の割合で発症する妊娠中に高血圧になる病気です。重症化すると、けいれん発作・脳出血・肝機能障害といった母体への影響や、胎児機能不全・胎児死亡といった赤ちゃんへのリスクも高まります。


巨大児分娩…出生体重予想が4,000g以上の赤ちゃん。分娩時に難産になりやすく、赤ちゃんにも低血糖や呼吸障害、多血症などが発生する恐れがあり、注意が必要です。


このような病気を引き起こすリスクが高まるからです。しかし、妊娠中の独自のダイエットはとっても危険!肥満以外の病気の有無に合わせた治療や食事制限は、医師の指導のもと行ってくださいね。

 

妊娠中の体重減少や体重増加が少ない

つわりの影響で体重が減ってしまったり、体重がなかなか増えないと赤ちゃんが成長しているのか不安になってしまいますよね。特に妊娠前にやせ型・普通型の体型の人のリスクとしては、


低出生体重児…出産時の体重が2,500g未満の赤ちゃん。出生体重が低いほど死亡率が高まります。


子宮内胎児発育遅延…胎児の成長が止まったり、発育が遅い症状。酸素不足で胎児の元気がなくなったり、周産期の死亡率が高まります。


切迫流産…流産の一歩手前の状態。


切迫早産…早産の可能性が高い状態。


鉄欠乏症貧血…お腹の赤ちゃんは、血液を通して酸素を吸収して呼吸しているので、十分な酸素を送ることができなくなります。

 

このように赤ちゃんの成長に影響して、早産・流産・死産に繋がる恐れがあります。つわりなども考慮して、医師と相談しながら体重を増やす方法を探してみてください。

 

妊娠前・妊娠後の理想的な体重

では、妊娠しやすい体重や安全なマタニティーライフを送ることができる体重とは、どれくらいなのでしょうか?身長によって適正な体重が異なるので、ここで目安となるのが”BMI指数”です。


BMI指数は体型を数値化することで、理想的な体重(BMI=22)より痩せているのか肥満なのかを判断することができます。

『BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)』

例)身長160cm、体重50kgの場合→50(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=19.5

 

次に、妊娠前・妊娠後の理想的な体重についてご紹介していきますので、この計算式に当てはめながら確認してみてください。


~妊娠前の理想的な体重~

 

~妊娠後の理想的な体重~

妊娠後の理想的な体重やリスクは、妊娠前のBMIが影響します。そこで次の表は、妊娠前のBMI別に妊娠後に必要な体重管理を紹介しています。妊娠初期は、つわりの影響などでデータが少ないため、妊娠全期間と中期~後期のデータをまとめました。

妊娠全期間

理想的なBMI(18.5~25.0未満)の場合は、やせ気味の数値に近い場合は12kgより・肥満の数値に近い場合は7kgよりの増量が推奨されています。

肥満の場合(BMI=25.0以上)は、妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)などのリスクがあるので、個別の対応となります。

 

妊娠前のBMIがどの体格であっても、妊娠中の体重増加が少ないと低出生体重児・切迫流産・切迫早産のリスクが高まります。

逆に体重増加が多い場合は、

・BMI=18.5未満…帝王切開のリスク

・BMI=18.5~25.0未満…在胎不当過大児(巨大児)、帝王切開のリスク

・BMI=25.0以上…分娩時大量出血のリスク

※いずれのBMIも妊娠前

このようなリスクが高まります。その他にも、前期破水・妊娠高血圧症候群・羊水混濁・胎児心拍数以上などのリスクが高まります。

妊娠中期から後期


妊娠前のBMIが18.5未満の人の、妊娠中期の1 週間の 体重増加が 0.3kg未満の場合は、赤ちゃんの成長が止まる(子宮内胎児発育遅延)リスクが 2.68 倍。妊娠中期から後期の1週間の体重増加が 0.3kg未満ではリスクが 2.07倍という報告があります。

このように、妊娠期間中の体重管理は、赤ちゃんの成長や母体の安全性に大きく影響しています。医師と相談しながら、正しい食生活や栄養バランスを心がけてくださいね。

 

【まとめ】

痩せたくても痩せられない…太りたくても太れない…そんな女性は少なくないと思います。体質もあると思うので、栄養士などの専門家と相談しながら、健康的な体重管理を目指してみてくださいね。

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<出典・参照元>

男性不妊(肥満)ー西日本新聞

   妊娠時の肥満のリスクー日本産科婦人科学会

妊娠糖尿病

妊娠高血圧症候群

妊娠前の体型を考慮した望ましい体重増加量ー厚生労働省

妊娠中の体重増加ー厚生労働省

妊娠期の至適体重増加チャートー厚生労働省