流産の可能性も!気をつけたい妊娠中の食事

  • 不妊治療・婦人科

妊娠すると、アルコールは厳禁だったり、生ものは控えたほうがいいなど、食事に関していろいろと耳にされることも多いと思います。でも、これってなぜなのかご存知でしょうか?実は、流産の危険や赤ちゃんが先天的な異常を持って生まれる可能性が高くなる食品が存在するんです。


この記事では、

  • 食べ物と妊娠の関係
  • 食べてはいけない食品
  • 控えたほうがいい食品

について、ひとつずつ詳しくお話ししてきたいと思います。

 

食べ物と妊娠の関係

人間はからだを正常な状態に維持するために、エネルギーやいろいろな栄養が必要になります。

そのため、それらを得る手段として、食事を摂ったり、飲み物を飲んだりします。
飲んだり食べたりしたものは、胃や腸などの消化器官で消化され、タンパク質や脂肪、糖質、ビタミン類などの栄養となって体の必要な部分に送られます。

食べ物の中に含まれるさまざまな成分や食品に含まれる微生物は、からだに作用し、良い効果をもたらすものもあれば、悪い効果が起こるものもあります。

例えば、乳酸菌飲料には乳酸菌という菌が含まれていますが、腸内環境を整える効果があり、風邪をひきにくくしたり、お通じが改善したりと良い効果をもたらします。

反対に、生の食品や加熱が十分でない食品には、リステリア菌やノロウイルスなどの病原菌やウイルスが付着している可能性が高く、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼしたり、時には赤ちゃんの命に関わるものもあります。

このように、正しい食べ物の知識を得ることはとても大切なことです。

妊娠中はもちろん妊活中にもこの知識は必要になります。

妊活と妊娠の線引きはとても曖昧で、いつ受精し、いつ着床したかはおおよその時期でしかわからない上に、事前にはわかりません。

妊娠検査薬で陽性が出て初めて、その数週間前から赤ちゃんがお腹の中にいたことがわかります。妊娠がわかった時点で、すでにお母さんから栄養や酸素が赤ちゃんに届いている状況になります。もしその時に、赤ちゃんに影響のある食べ物を摂取していたらと考えると怖いですね。

そのため、妊活を始めた段階で、いつ妊娠しても大丈夫なように、知識的にも食生活的にも万全の状態にしておくことが大切です。

妊娠中に食べてはいけない食べ物は?

妊娠中に食べたり飲んだりしてはいけない食品・飲料が2つあります。
どちらも、流産や早産、死産になったり、先天性の障害を持って生まれる可能性が高くなります。

◼︎アルコール飲料

妊娠中にアルコール飲料を飲むことで、流産や死産の原因となるほか、アルコールによる催奇形性によって下記のような障害を引き起こします。

・子宮内での赤ちゃんの発育遅延、成長障害

・精神遅滞や多動症などの中枢神経障害

・特異的な顔の特徴(平らな顔、低い鼻、小さい目や顎など)、小頭症など頭がい顔面奇形

・心臓の奇形、関節異常、難聴、直線歩行が困難などの障害

 

これらの症状は、胎児性アルコール症候群と呼ばれます。成長とともに顔の特徴や低体重などは目立たなくなりますが、注意欠陥多動性障害やうつ病などの精神的な問題が後々出てくる場合もあります。

このように、妊娠中の飲酒は、赤ちゃんの一生を大きく左右します。
少ない量なら大丈夫というわけではなく、少量の飲酒でも胎児性アルコール障害の報告例はあります。
妊活を始めた段階で禁酒するのが唯一の対処法になりますので、「妊活=禁酒」を徹底しましょう。

 

◼︎ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモンなど

妊娠中は免疫力が低下するため、風邪をひきやすくなったり、食あたりを起こしやすい状態になります。そのため、感染症を起こす菌やウイルスには十分注意することが大切になります。

特にリステリア菌という病原菌は、妊娠によって感染のリスクが10倍にも高まるうえ、胎盤を通過して赤ちゃんに感染し、流産や死産の原因になったり、出生後に新生児髄膜炎を起こしたりします。

下記のような食品を摂取することで感染します。

・ナチュラルチーズ(加熱殺菌されていないもの)

・肉や魚のパテ

・生ハム

・スモークサーモン

どれも食べた経験のある食品ではないでしょうか?妊娠中はこれらの食品は食べないようにしましょう。

 

控えたほうがいい食べ物は?

妊娠中に控えたほうがいいのが、生の食品です。

大抵の病原菌は加熱することで死滅します。生の食品は、病原菌やウイルスを生きたままからだの中に入れることになり、お母さんはもちろん、赤ちゃんも悪影響を与え、命の危険や障害を負わせる可能性が高くなります。

以下の食品は特にその危険性が高いため、加熱して食べるようにしましょう。

◼︎生肉

生肉には、トキソプラズマやカンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)、E型肝炎ウイルスなどの病原微生物が付着している可能性が高いため、妊娠中は必ず中まで火を通したお肉を食べるようにしましょう。

特にトキソプラズマという病原微生物は、お母さんに感染すると、お腹の中の赤ちゃんにも感染する危険性があります。その結果、流産や死産の原因になるほか、水頭症や視力障害、精神・運動障害、脳内石灰化などの先天異常を引き起こします。また、これらの症状が出ない場合でも、成人までに視力障害を起こす可能性があります。

◼︎生の魚介類

腸炎ビブリオやノロウィルスなどの食中毒菌やウィルスが付着していることが多く、生で食べるのはやめておきましょう。また、アニサキスという寄生虫は、サバやサケ、イワシ、ホッケなどの魚やイカの内臓などに寄生しており、生でこれらの魚介類を食べることで、胃や腸の壁に侵入し猛烈な腹痛を起こします。魚介類は焼いたり煮たりして、中まで火を通してから食べることをおすすめします。

◼︎一部のマグロやカジキなど

食べる量に気をつけないといけないのが、本マグロやメバチマグロ、クジラ、メカジキ、キンメダイなどの深海魚です。これらの魚には、赤ちゃんの脳への影響が心配されるメチル水銀という物質が、他の魚に比べて多く含まれています。週に1〜2回(約80g)以下の摂取に控えるようにしましょう。

ただし、魚介類全体を控える必要はありません。魚介類には、良質なタンパク質のほか、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの赤ちゃんの成長に不可欠な栄養素が多く含まれています。鮭やマスなどの脂肪分の多い魚は加熱調理してしっかり食べましょう。また、マグロでも、キハダマグロやビンナガマグロは特に注意が必要な魚ではないので、マグロを食べる場合には、こちらを選ぶと安心ですね。

◼︎生卵

卵の殻には、サルモネラという菌が付着している場合があり、卵を割る時にこの菌が白身や黄身に付いてしまうことがあります。この状態で加熱せずに食べると、からだの中に菌が生きたまま入ってしまいサルモネラ菌による食中毒の原因になります。サルモネラ自体が赤ちゃんに感染することはありませんが、激しい吐き気や嘔吐、腹痛、下痢がお母さんを襲います。特に夏場やつわりの時期に感染すると、脱水の危険性が高くなりますので、生卵は控えた方が安心ですね。

◼︎レバー

レバーにはレチノールという動物性ビタミンAが含まれますが、摂りすぎると赤ちゃんに耳の形態異常などの影響を及ぼす栄養素になります。
レバーなどからの摂取に加え、ビタミンAが含まれたサプリメントを摂取することで過剰摂取となることがありますので注意しましょう。

◼︎カフェイン

カフェインはコーヒーや紅茶、エナジードリンクなどの飲み物に多く含まれている成分です。この成分は摂りすぎると流産や赤ちゃんが低体重になるリスクを高める可能性があるため、1日あたり200mg〜300mgまでのカフェイン(コーヒーだとマグカップ1〜2杯程度)にしておきましょう。

【まとめ】

妊娠中、お腹の赤ちゃんへ悪影響を及ぼす食品があることを知ることはとても大切なことです。原因になる可能性のある食品を制限することは、流産や死産、赤ちゃんの先天異常を防ぎ、赤ちゃんの命や人生を守ることに繋がります。

赤ちゃんがお腹に宿るタイミングは事前にはわからないので、避妊をやめて妊活を始めた段階でいつ赤ちゃんが来てくれても大丈夫なように準備しておきましょう。

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<出典・参照元>

日本産科婦人科学会 飲酒、喫煙と先天異常

厚生労働省 e−ヘルスケアネット 胎児性アルコール症候群

日本細菌学会 リステリア 

日本寄生虫学会 寄生虫コンサルテーションFAQ

厚生労働省 お魚について知っておいてほしいこと

日本産科婦人科学会 食事と先天異常

食品安全委員会 食品中のカフェイン