中絶手術を受けると妊娠できなくなる?中絶と不妊の関係やその後のケアについて

  • 不妊治療について

妊娠をしても、経済的な理由や心身的な理由、性被害による妊娠の場合、
中絶手術を受けられることになっています。

さまざまな思いから、泣く泣く中絶を選択された人や
「過去の中絶が不妊の原因なのでは…」と思い悩んでいる人も少なくありません。

現在や将来、妊娠を望まれている人は、中絶によるストレスや不安を解消することが
望ましいです。

その上で、検査や妊活に取り組むのが最適です。

今回は、中絶手術で不妊となるリスクや注意点、
中絶後の不妊は何が原因なのか?について詳しく解説していきます。

あわせて、中絶後に不妊で悩んでいる方は何をすべきなのかについても
お伝えしていきます。

中絶経験をお持ちで妊娠を望まれている人や、
また将来妊娠を希望しているけれど現在やむを得なく中絶を考えている人も、
自分が今何をすべきなのか一緒に考えてみましょう。

中絶手術で不妊となるリスクと中絶手術を受ける際の注意点

・中絶手術を2回受けると、子どもが産めなくなる

・下手な医師にあたると、子どもが産めなくなる

インターネットには、このような根拠のない噂が多く飛びかっています。
本当のところはどうなのか詳しく解説していきます。

中絶手術=不妊とは結び付かない

「中絶手術を受けると妊娠できなくなる」と誤解されがちですが、
これは誤った情報です。

過去に中絶手術を受けていても、正常に妊娠出産をした人はたくさんいます。

必ずしも妊娠が出来るとも言えませんが「中絶手術後に不妊症になった」と
考える人のなかには、
中絶手術そのものが影響していない不妊の可能性も大いに
あります。

のちほど詳しく説明しますが、妊娠初期の中絶手術では大きな感染症や後遺症が残ることはほとんどありません。

しかし、中絶手術に限らず手術にはさまざまなリスクがあり、
経過や危険も人それぞれだと言えるでしょう。

 

中絶手術を受ける際の注意点

中絶手術とひとくちに言っても、妊娠周期により方法は大きく異なります。

妊娠週数が上がるほど、体への負担やリスクは大きくなります。

妊娠初期の場合と中期以降の場合に分けて、中絶手術のリスクや注意点を
見ていきましょう。

・妊娠初期の場合
  妊娠12週未満の初期の時期であれば、日帰りで行われる簡単な中絶手術が
  行われます。
吸引法掻爬(そうは)法といった二つの方法があり、
  医師と相談して決めることとなります。

  妊娠初期の中絶手術は、リスクが少なく済むので、将来妊娠を望んでいる人は
  なるべく早い時期に手術を受けるのが最適です。

  ・吸引法
    吸引法は、掃除機のような吸引機で子宮内の胎盤などを吸い取る方法す。
    世界保健機構(WHO)も推奨している、リスクや母体負担の少ない手術
             です。
まれに子宮内が傷ついて出血をともなう場合もあります。

  ・掻爬法
    掻爬法は、子宮口を器具で開き子宮内の胎盤などをかき出す方法です。
    医療が発展した現在は、感染などを起こすリスクも少なく
    比較的安全な手術であると言われています。
    しかし、吸引法に比べると痛みや出血が強い点がデメリットです。

・妊娠中期以降の場合
  妊娠12週以降の中期中絶は、薬剤を投与して陣痛を起こし、
  出産と同じように胎児を外に取り出します。
子宮頸管を広げる処置を行なうため、
  子宮頸管を傷つける恐れや通常の出産と同様のリスクがあると言われています。
  妊娠12週未満に比べると、手術のリスクや母体の負担は確実に大きくなるので
  注意が必要です。

・なるべく早めに決断すること
  中絶手術は妊娠22週未満でなくては、受けられません。
  前述したとおり、12週未満の初期の中絶と12週以降の中絶では、
  手術の方法やリスクが大きく異なります。
  早めに受けることでリスクを減らせますから、なるべく早い決断が最適です。
  しかし、妊娠初期であるからリスクが絶対にないとは限りません。
  自分の体や子宮にリスクがあるということは正しく理解しておきましょう。

・母体保護法指定医にかかること
  母体の体に危険が及ぶ緊急時を除いて、中絶手術は母体保護法指定医しか
  行えません。
訪れた病院が中絶手術を行っていなければ、再び病院を探さなくては
  いけないので、しっかり確認してください。

中絶後の不妊の原因は?ストレスから来る可能性も大いにあり

中絶後の不妊には大きく分けて二つの原因があります。
詳しく見ていきましょう。

原因1・病気によるもの

中絶手術の後遺症によるものや、手術の有無には関係なく、
婦人科系の病気や不妊の原因となる病気にかかることがあります。

病気が軽い段階で治療をすることが望ましく、放っておくのはよくありません。

不妊の原因となる病気の一例

・子宮内膜症
  子宮内膜症とは、子宮内膜内の組織が子宮内膜以外に出来てしまう病気で
  不妊の原因となります。
  生理周期にあわせて子宮内膜以外でも出血が起こりますが血液の出口がないため
  血が固まり、下腹部痛や頭痛や吐き気をともないます。

・子宮筋腫
  子宮筋腫とは子宮に出来る良性の筋腫で、多くの女性に見られる症状です。
  しかし、筋腫が大きくなると子宮内の血行不良や下腹部痛などが起こります。
  流産や早産リスクも高まるので、大きくなった子宮筋腫は手術で取り除く必要が
  あります。

・多嚢胞卵巣症候群
  多嚢胞卵巣症候群とは、卵巣で男性ホルモンが多量に作られてしまう病気です。
  排卵障害を起こして、生理不順や無排卵月経など、不妊の直接的原因となります。

原因2・精神的なストレスや罪悪感によるもの

中絶のストレスや罪悪感は、本人が思う以上に大きなものです。
不妊の直接的な原因となっている場合も多いです。
次のようなことに、思い当たることはないでしょうか。

  ・命を消してしまったという罪悪感
  中絶手術でもっとも多いストレスが、赤ちゃんの命を消してしまったという
  罪悪感によるものです。
とくに、出産を希望していたが、経済的な理由などにより
  中絶を決断した人は、精神的ダメージが強く、なかには不眠症やうつ病に
  なってしまう人もいます。
  数年前の中絶手術で、時間の経過とともに症状が改善されても、
  再び妊娠を望んだ際に精神ストレスが大きくなる場合もあります。

  ・妊娠できなくなったかも…という不安感
  中絶をしたから妊娠ができなくなった…と思い込む方は多くいます。
  もちろん、中絶手術の後は経過を見るために手術をした病院で検診を受けることと
  なります。
  しかし、「確実に妊娠できますよ」などと言う医師はいません。
  それは、中絶を受けていない人に対しても同様なのですが、
  手術をした人にとっては 不安に感じることでしょう。
       医師との信頼関係も重要ですから、手術前後に気になることがあれば
  しっかり聞いてください。

・パートナーとの関係悪化によるストレス
  実際に手術を受けるのも、体に負担がかかるのも女性です。
  パートナーが体を気遣っていてくれても、女性と男性とでは考え方は異なります。
  パートナーの言葉や態度に傷ついて、関係が悪化してはいないでしょうか。
      妊活は二人で行なうことですから、パートナーとの関係悪化は大きな問題です。

・悩みを打ち明けられないストレス
  中絶手術をしたことを隠している人は多く、友人や家族に悩みを打ち明けることも
  難しいものです。
流産後も同様の傾向はありますが、流産と違い中絶の場合
  「責められるのではないか」「自分ひとりが悪いのではないか」という気持ちが
  強く、誰にも相談できないケースが多いです。
      こういったストレスから、自律神経が乱れ、生理や排卵が止まってしまえば
  それが不妊の直接的な原因となります。

~中絶後に不妊で悩んでいる方へ~あなたが今やるべきこととは

中絶後に、子供を授からないと悩んでいる人がやるべきことは主に3つあります。

・不妊の原因を知ること

・体の不調を治しホルモンバランスを整えること

・精神的なストレスやうつ症状を改善するこ

ひとりで悩んでいるだけでは解決しません。

出来ることからひとつずつやってみてください。

医師に相談する、検査を受ける

中絶後に妊活を行なっているにも関わらず、不妊が長く続く場合や、
中絶手術から数年経過している場合は、不妊検査を受けるのも有効です。

不妊検査では、排卵障害はないか、卵管は詰まっていないか、
ホルモン値は正常であるか、などの基本検査から行います。

その後、問題が見られるようなら精密検査へと進みます。

不妊検査は保険適用外となりますが、基本検査であれば初診料とあわせて
およそ
7,000円~1万円程度です。

適切な治療を受ければ妊娠できることも多いので、早めに医師へ相談してください。

体から整える

健康的な生活を送ることで、精神的な不調をやわらげることが出来ます。

休息や睡眠がしっかりとれていない、栄養がとれていない、冷え性である、といった
体の不調から改善していくことが望ましいです。

睡眠不足は自律神経のバランスが崩れて、妊活によくないので、
不眠で全く眠られないという人は、医師へ相談してください。

夫婦で美味しいものを食べたり、旅行へ行ったり楽しいことをするのも効果的です。

疲れが取れない、体が冷える、といった場合は体を温める作用のある食材をとり、
冷えや疲れに効果的な漢方薬を使うのも有効ですよ。

カウンセリングを受ける

生理不順や排卵障害が病気によるものではなければ、
精神的な不安やストレスの可能性が高いです。

また、夫婦で妊娠は望んでいるがうまく妊活が進められない、妊活に取り組めない、
といった場合もカウンセリングを受けるのがよいでしょう。

友人や家族に相談をする、という判断も間違いではありませんが、
あなたの知人は専門家ではないので誠意を持って接してくれても、
相談したことで知人との関係性や自分の症状が悪化することも考えられます。

中絶や流産によるカウンセリングは、精神科ではもちろん、
産婦人科やレディースクリニックでも行っているところが多いです。

女性の看護師や医師によるカウンセリングも多いので、妊活の第一歩として勇気を持ってカウンセリングを受けて下さい。

中絶経験があるから妊娠できない訳ではない、妊娠を望むなら行動しよう

不妊には、ストレスや病気、男性側の問題など、さまざまな要因があります。

すべての不妊の原因の割合からいくと、中絶をしたから不妊になった、
ということのほうが少ないくらいです。

子どもが授からない原因を「中絶経験があるから仕方ない」で片づけてしまうと、
大きな病気を見逃してしまう可能性があります。

・明るい気持ちで妊活に取り組めない。

・自分が悪いのだからカウンセリングに行く勇気がない。

・検査を受ける時に中絶のことを話したくない。

などの、お辛い気持ちはとてもよくわかります。

しかし、過去に中絶の経験があっても、現在妊娠を強く望まれているのであれば、
自分を責めるのはやめませんか?

中絶を軽々しく推奨するつもりは毛頭ありませんが、さまざまな理由があってのことかと思います。

ご自身のためにはもちろん、パートナーとのよりよい関係や妊活のためにも、
一歩前に進む勇気も必要ですよ。

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<出典・参照元>

母体保護法 公益社団法人日本産婦人科医会

人工妊娠中絶について教えてください。公益社団法人日本産婦人科医会

人工妊娠中絶手術後の、からだへの影響についてや将来の妊娠について教えてください。公益社団法人日本産婦人科医会

婦人科の病気 公益社団法人日本産婦人科学会

不妊症について 徳山中央病院

日本女性心身医学会雑誌 人工妊娠中絶を決定するまでの経緯と心理的変化

妊娠中絶の何が問題か 金沢大学 塚原久美

不妊の原因と検査 公益社団法人日本産婦人科医会