漢方相談の体験談

結果を変えるには、何かを変えないといけないと思ってて…

  • 山崎様

妊娠中はつわりがひどすぎて入院も…それでも無事に産まれてきてくれて本当に良かった!

32歳の時に初めて不妊治療の病院に行きだしたから、もう9年にはなるかなぁ。20代の頃から生理不順とかあって、若い頃に婦人科にかかったとき『たぶん治療しないと妊娠できないよ』って言われたことがあったけど。病院にさえいけばすぐに出来ると思ってたのにな…

相談時の状況

堀江昭佳「こんにちは。2人目のご妊娠おめでとうございます。いま何週目でしたっけ?」

山崎恵美子さま「いま17週目になりました」

飯国奈津子「本当におめでとうございます。私本当にうれしくって、2人目の妊娠を聞いたときに本当にびっくりでした。つわりはどうですか?」

山崎さま「つわりは一人目の時よりも、ずっと楽でほっとしてます。あのときは全く食べれなくなって、入院したから…」

昭佳「そうでしたよねぇ。でも、ここまで来るのって本当に長かったですよね…」

山崎さま「今年で結婚11年で、32歳の時に初めて不妊治療の病院に行きだしたから、もう9年にはなるかなぁ。20代の頃から生理不順とかあって、若い頃に婦人科にかかったとき『たぶん治療しないと妊娠できないよ』って言われたことがあったけど。病院にさえいけばすぐに出来ると思ってたのにな」

飯国「9年かぁ。1人目の萠果ちゃんを妊娠したときで6年も」

山崎さま「本当にいろんなことがあって最初の病院で子宮卵管造影をしたとき、主治医にいきなり『卵管が両方詰まっている人は初めて見た』って言われてすごくショックだった。。。それで、水を流して治療したんだけど、子宮が炎症を起こし発熱して、救急外来にかかる羽目になったりして…。血液検査ではホルモン数値は悪くないよって言われたんだけど、いざ治療を始めると卵包が育たなくて、排卵誘発剤のクロミッドが1錠→2→3錠って増えていって、不安が募るばかりだった。。。」

昭佳「そうだったんですか・・。最初の病院はどのくらい通われたんですか?」

山崎さま「2年弱くらいかなぁ。その頃は知識もなかったし、ネットとかの情報もあまりなかったの。主治医にいろんなことが聞きづらくて、身近な友人がその病院で妊娠した話を支えにがんばってたけどね」

昭佳「不妊治療って先が見えないから、なにもわからない、聞けないって状態は本当にしんどくなりますよね」

山崎さま「治療のために仕事も続けにくくなって途中でやめたし。治療がだんだん嫌になってきてできなきゃできないでいいかって思った。気持もくさってたな。で、一度治療をやめたの」

飯国「そんなことがあったんですね。いつも明るく話してるから、わたし全然知らなくて」

山崎さま「治療をやめて仕事を再開するんだけどこれがまた極端で(笑)朝5時に出勤して夜8時に帰ってたりしてた」

昭佳・飯国「えーっ」

山崎さま「仕事にあけくれてました(笑)この時は本当にひどくて、基礎体温もつけなくなったから、いったいどれだけ生理がきてないかすらわからないという状態。普通に2,3ヶ月こないのも当たり前だったもん」

昭佳「そんな状態で治療を再開しようと思ったきっかけは何だったんですか?」

山崎さま「実家の事情とかあったりで、仕事をやめたの。不妊治療をしている友人に話を聞く機会があったんだけど、その子の行ってる病院の先生だったら、相性がいいんじゃないの?なんて言われてまた病院に行く気持ちになったのね。ほら、先生との相性って大事でしょう?」

昭佳「ですよね。先生の腕もだけど、絶対相性ってあるから。いい先生、悪い先生っていうよりも、自分と合う先生に出会えることって大切ですよ。」

山崎さま「36歳になったときに新しい病院に行って、前の治療のことを話して検査をしたら、ひどいPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)ってことがわかったのね。あの当時はわからなかったけどいろいろ知った今となっては、最初の病院にかかった頃は、今までなかったニキビが顔中にできたり、いきなり毛深くなってきたりもあって、絶対に当時からPCOSだったと思うんだけど…」

昭佳「で、手術をされたんでしたよね?」

山崎さま「そう。腹腔鏡手術をしたら、それまで誘発剤が効かなかったのが、なんとかクロミッドで排卵できるようになって、人工授精を5回したかな。それでもダメだったから、対外受精に進んだの。でも、また卵胞の育ちが悪くなって、卵を育てる注射を18日間注射して、ようやく4個採卵できたんだけど、一個も受精しなかった。あの時はショックでショックで…」

飯国「私は不妊治療をせずに子供ができたからわからないけど、そんな状況はちょっとつらすぎるわ…」

山崎さま「そのあとも顕微授精を4回ほど繰り返してたんだけど、やっぱりいい受精卵ができなくて、移植しても結果がでなかった。体に負担が来てるのもなんとなく感じてたし、卵の質を良くしないとどうにもならないって思いもあって、堀江薬局の広告を見たときに、それこそ思いきって飛び込みで訪ねてみたの。ここに行けばいいんだー、って直感みたいな」

飯国「直感でいきなり?」

山崎さま「そう、いきなり!行ったこともないお店だったんだけど(笑)たぶん性格だよね。そしたらたまたまカウンセリングとかが空いてた時で、30分くらい話をして、初回カウンセリングの予約を改めてして帰ったの」

昭佳「そうでしたね。なんか懐かしい(笑)」

山崎さま「漢方の人って西洋医学を否定しそうなイメージだったんだけど、そうじゃなくて。西洋医学をあわせて相乗的によりよい結果につなげていきましょうって話されたのがすごく良かった。それで安心して始めたんだよね。その時は基礎体温表もなにも持ってなかったし、とりあえず基本の漢方だけ買って帰ったんだけど、1ヶ月も飲んでないときに生理がきて、ひどかった生理痛やレバー状の塊がなくなってて、違いを実感したの」

昭佳「でも、最初に来られた時って、今と全然表情が違うんですよ。あの時は、本当に険しい顔で、大丈夫かな、みたいな。漢方を始められてからも4回ほど採卵や移植をされてるんだけど、毎回、治療中に、もう次の治療の話をされてたんです。期待して、その期待が裏切られた時がショックだからあえてのことだとは思うんだけど、見てて本当に痛々しかったですもん。。。」

山崎さま「あの頃はすごく焦ってて、ストレスもすごかったし、体重もピークでしょ。それに、私にとって体外受精をするってのは、最後の砦みたいなものだったのね。なのに結果が出ないから、時間もお金も労力もかかるけど、早く、早く、早くって」

昭佳「漢方の立場からだと、なんとかちょっと治療を休んで体を整えてから再スタートしてほしかったんだけど、なかなか」

山崎さま「本当に最低限の1周期だけあけて治療とかを繰り返してた。焦りがすごくあったと思う」

昭佳「しばらく休憩して、体づくりしましょうって言ったときに、よく踏み切れましたね。」

山崎さま「結果を変えるには、何かを変えないといけないと思ってて。漢方を始めて、体質が変わったのも感じてたし、病院の治療や漢方とかに頼るだけじゃなくて、自分が変わらないといけないとも感じてたのね。休んでもいいかなーっていう気持もあって、ポンっと背中を押してもらったのかな。休み明けにはすごく変わるかなっていう期待もあったし」

妊活中の嬉しい変化

昭佳「治療を半年ほど休憩して、漢方をしっかり飲んでもらって、ダイエットもして、運動もしてがんばられた後って何か実感はありましたか?」

山崎さま「うーん、体の変化はあまり感じなかったんだけど…」

昭佳「あれ?そうなんですか?てっきりなんか感じられてたのだとばかり思ってました(苦笑)」

山崎さま「ただ、体づくりをして焦りみたいなものが減ったのね。早く、早く!っていう気持ちから、自然な意味での期待感には変わったの。心では変化は感じてた」

昭佳「でも、いきなり自然排卵をするようになりましたよね」

山崎さま「自分の感覚での実感はなかったんだけど(笑)ずっと薬でしか排卵できなかったのに。休憩して体づくりをした後、最初の採卵の時に、自然排卵しちゃっててびっくり!」

昭佳「あれには本当にえーーーっでしたもん。採卵できなかったから喜んじゃいけないんだけど、体が良くなったっていうサインだから本当に体づくりをしてもらって良かったなって思いました。」

山崎さま「そのあと採卵をしたらグレード1の質の非常に良い卵が3つもあって。それまでずっと卵の質が悪かったから、本当にうれしくて…。大阪にどうしても行きたいF1の佐藤琢磨のイベントがあって見に行ったのね。握手をして少し話ができたんだけど、彼は、『NoAttackNoChance!』わずかでも希望があれば、あきらめずにチャレンジしていく、という考えの人なの。それが胚移植の4日前。それに今度は判定日の3日前に大酒のみ(笑)いつもは絶対そんな事はしないんだけど、諦めて投げやりな気持ちだったかな。そしたら妊娠判定で陽性だったの!あれが飲みおさめになっちゃった(笑)」

昭佳「すごいタイミングですよね。なんか、パズルのピースがピタッとはまったような。でもあの時は、本当にボクもうれしかったですよ」

妊娠・出産

山崎さま「妊娠中はつわりがひどすぎて入院とかもあったけど萠果が無事に産まれてきてくれて本当に良かった」

一同涙。。。

昭佳「萠果ちゃんの出産から1年ほどしてまた挑戦を始められましたよね。」

飯国「2人は欲しいって言われたけど、年齢のこともあるから、すごいなぁって思ってました」

山崎さま「産後に退院する日に、不妊治療の先生とお話をしたんです。授乳が終わったらまた治療を再開したいって。そうしたら先生が『1年後を目安に再開しよう。でも、2人目の治療の時は、始める前に何回するか区切りをつけようね』って言ってくれて」

昭佳「そんなお話があったんですね。すごくいい先生!なかなか親身になってそこをきちんとお話してくれる先生っていませんよ。」

山崎さま「萠果が産まれてきてくれたから、私にはチャンスが有るって。お金とかも大変だけど、年齢のこともあるから今しかないって思ったの。やるだけのことはやって区切りをつけたかった。私には私でやりたいこともあったけど。今しかできないことは今しとかなきゃって」

昭佳「それで今回無事にまた2人目を授かられて本当にがんばられて良かったです!おめでとうございます」

昭佳「不妊治療って先が見えませんよね。。。実際、なかなか結果が出なかった時期ってどうだったんですか?」

山崎さま「明るく振る舞ってたけど、家では泣いてました。本当に落ち込んでいるときは、2。3日でも家にこもってる。だんなはどうしていいのか分からないのもあったんだろうけど、放っておいてくれたな」

昭佳「それって絶対やさしさですよねぇ。でも、山崎さんはいつも明るくお店には来られてたから実は逆に心配だったんです。」

山崎さま「1人じゃなかったんですよねぇ。主人、友人、堀江さん、主治医。いろんな人に支えられて。特に主治医の先生は治療がダメだった時でも、なにげなく必ず前向きな一言をかけてくれてすごく支えられました。まわりに治療をオープンにしていることで良かったこともあって。ネットのつながりも貴重で、お互い素性も顔も知らないから言えることってあるし。病院、漢方、体を整える、といった直接的なことだけじゃなくて、弱音とか心の澱を吐き出すところを用意しておくのも大切だなって思います。やっぱり外的なものだけでなくて、精神的なものも大きく作用するから。その時の心理状態によって受け取り方は違うと思うけど、友人が妊娠したとき『なんで自分には…』って、うらやましい思いもあったけど、積極的に会いに行って喜んであげたな」

飯国「それってすごいですよ。私一度流産したことがあって、その時に、妊婦さんを見たら、石を投げたい気持ちになったから…」

山崎さま「流産も大変なんだけど、治療をしても着床さえしない私には、流産する人さえその先の妊娠が見えてるような気がしてうらやましかったりもして。。。」

これから赤ちゃんが欲しいなって思う方へのメッセージ

昭佳「最後に、いま妊娠を目指してらっしゃる方に一言お願いできますか?」

山崎さま「うーん、難しいなぁ。実際、私はやるだけやらないと気が済まない性格ってのもあるし誰にでもあてはまる方法ってないでしょう?でも自分が動かないと始まらないと思う。嘆くだけじゃなくて、そのために何をしたの?って。人任せじゃなくて何か1つでもしたことがある?って。いろいろ調べたり、努力したりすることが自分の慰めににもなるし…。できたからいじゃないって思われるかもしれないけど、わたしはやっぱりそうやってがんばってきたことで結果につながったと思う」

昭佳「つらく長い治療をくぐりぬけてきたからこその言葉ですよね。今日は本音でいろいろ話していただいて、本当にありがとうございました」

堀江昭佳のコメント

山崎さんとは、長いおつきあいで、もう4年以上にもなります。たくさんのことを教えていただきました。
萠果ちゃんに続いて今度また2人目を妊娠されて、家族4人の楽しく幸せな姿が目に浮かびます。
本当におめでとうございます。

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